仕手株になりにくいアリババや徳山セメント

アリババや徳山セメントは、仕手株になりにくい銘柄と言えます。
まず、アリババは日本の証券市場には上場していないので仕手株になるかどうかということは、日本で暮らす上ではそれほど重要なことではありませんが、なぜ仕手株になりにくいのかということを知っておくことは投資をする上で役に立つものとなっています。

アリババが仕手株になりにくい理由としてはその規模の大きさがあり、日本円にして20兆円を越す時価総額を誇る超大規模の銘柄であるだけに株価の操作をするのは容易では無いというものがあります。
仕手株として利益を出すためには、株価を釣り上げて売り抜かなければなりませんがこれほどまでの規模があれば、売り抜くことは簡単なものではなく現実的には仕手化することは不可能ということになるため仕手株には選ばれにくいものとなっています。

それでは徳山セメントの場合にはどうなるかというと、こちらはアリババほどの時価総額はありませんが1000億程度の規模があり簡単に株価操作をすることができるものでもありません。
次に徳山セメント自体は業績的に特別問題があるという銘柄でもなく、普通の投資対象としても選ばれやすいものとなっているので、株価の上昇を期待して所有をしている人も少なくありません。
このような銘柄を仕手化しようとして、株価を釣り上げても他の安値で仕込んでいる投資家たちが利益確定の売りをぶつけてくることになるので思うように株価を釣り上げることができずに、してグループ自体がうまく儲けを出すことができない可能性も高くなってしまうことから、徳山セメントも仕手株としては選ばれにくいものとなっています。
仕手株というのは、業績に問題があったり市場から放置されている銘柄が選ばれやすいものとなります。